AM5:17 東京都

ごきげんよう、1分ニュースの高橋久美子です。

先日、●1分ニュース●で、全国の読者のみなさんに、どんな事で悩んでいるのかアンケートをとりました。

その結果、中小運送会社の悩みは、大きく3つに分けられることが明らかにわかりました。


その3つとは、「お金の悩み」「人の悩み」「時間の悩み(忙しすぎる)」です。

前回のレポートでは、この3つの悩みを最短最速で解決するためには、解決する順番が重要だということをお話ししました。

そして、その順番でいくと、マズローの欲求5段階説でも裏打ちされる通り、一番最初にお金の悩みを解決しなければならないということを、理解していただけたことと思います。

※まだ読んでいないという人は、このレポートその2を読む前に、レポートその1を読んで下さいね。そのほうが、今からお話しすることをより深く理解できます。

それでは、これからお金の問題をどのように解決していけばよいのかをお話ししていきたいと思います。

そもそも、多くの中小運送会社が儲かっていないのは、なぜなのか?

しかし、その前に、そもそも、なぜ多くの中小運送会社の経営者が、お金の問題で悩んでいるのか?その本当の原因を知る必要があります。

あなたもご存じのように、現在、中小運送業の半数以上が赤字です。全日本トラック協会の最新の経営分析(平成23年10月から平成25年8月まで決算データ)によると、業界の6割が赤字決算、特にトラック20台以下では10年以上赤字が続いています。ただし、これはトラック協会の会員の状況ですから、現実的には赤字割合はさらに大きいものだということは安易に予想できます。

なぜ、こんなに多くの会社が赤字なのでしょうか。そして、がんばれば、いい方法さえ見つければ、いつか、この状況は改善されるのでしょうか。

あと一人、若いドライバーが入社してくれたら・・・。車庫で遊んでいる、この1台のトラックさえ稼働できれば・・・。そうすれば、売上が上がり、お金の悩みから解放されるのでしょうか。それで、全ては解決するのでしょうか。

今日は、あなたに、現実的な厳しい話をしなければなりません。しかし、厳しい話ではありますが、知っておくことで、この先、あなたは、正しい選択のための指針を持つことができるようになるはずです。あなたの会社の将来のために、真剣に聞いてほしいと思います。

「がんばっているのに、儲からない」

運送業は、自助努力が及ばない外的要因によって経営が大きく左右されるビジネスです。燃料価格が上昇すれば、たちまち経費が増大します。増税の影響で輸送量が減少すれば、一気に売上も落ち込みます。

「がんばっているのに儲からない」「なかなか利益が出ない」

実は、これには本当の原因があります。

あなたは、「ビジネスモデル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ビジネスモデルとは、ビジネスの構造、つまり、会社にお金が残るまでのビジネスの「仕組み」のことです。「お金が残るまでの仕組み」ですから、言い換えれば「利益を生み出す仕組み」とも言えます。

端的に言うと、そもそも「利益を出しやすいビジネスモデル」と「利益を出しにくいビジネスモデル」があるのです。今の時代に儲かっている会社と、儲かっていない会社では、ビジネスモデルが明らかに違います。

儲かっている会社のビジネスモデルとは?

それでは、儲かっている会社のビジネスモデルと、なかなか儲からない会社のビジネスモデルには、どのような違いがあるのでしょうか。そして、運送業は、どちらにあてはまるのでしょうか。

この、儲かっているビジネスモデルと、儲かっていないビジネスモデルを分析比較し、解説した動画があります。今日は、経営に真剣なあなたへ、この動画をプレゼントします。
(※昨年収録した動画なので、「来年の増税の〜」という表現があります。)

【注意】動画の中には、実在企業の実社名や決算書など、秘匿性の高い内容が含まれているため、転送厳禁です。また、同じ理由から、無料動画プレゼントの申込み受付期限を7月4日(金)の18時までといたします。

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ベテランになるほど労働生産性が下がるという現実

運送業や飲食業などのように、人の労働が中心となって業務が行われるビジネスを、労働集約型ビジネスといいます。

当たり前の話ですが、1人のドライバーが2台の運転をすることはできません。どんなにがんばっても、改善によって生産効率を2倍にするのは、難しいわけです。ベテランだからといって、2倍の仕事はできません。それどころか、雇用期間が長くなると給料が増え、体力が衰えれば、生産効率はどんどん下がるのが現実です。

ただ、こんな事を言うと、
「いや、永年勤めてくれているのだから、功労に報いるべきで、給料が高いのは当然だ」
「体力が衰えても、生産性だけで人を判断するべきじゃない」
など、いろいろな異論が出てくることと思います。

もちろん、私も日本人ですから、その考え方を否定したいわけではありません。しかし、今、あなたと私が真剣に話しているのは「あなたの会社のお金の問題を解決する方法について」です。我々は経営者です。理想を追求したければ、本来の目的である「利益を創出する」という義務をまっとうするのが第一優先です。

ここを、あなたと私の共通の目的として、話を続けていきたいと思います。

「赤字→黒字に」「3%利益率→6%利益率に」という程度なら、今すぐに実現可能

さて、もう一度、確認します。新人であろうが、ベテランであろうが、1人で2台のトラックを運転することはできません。運送業の場合は、同じ人員で、同じ仕事で、2倍の生産性を上げることはできないのです。つまり、いくら効率化や改善を進めても、例えば現在3%の利益率を、50%にすることはできないということです。この点を理解しておく必要があります。

・・・少し、厳しすぎる話に聞こえたかもしれません。

しかし、まったく夢のない話ではないので、いやにならないでください。確かに、運送の仕事だけで、利益率を50%にすることは不可能です。利益率50%企業を目指したいのなら、別のビジネスを取り入れていく必要があります。

しかし、50%にはできませんが「赤字を黒字にする」「3%だった利益率を6%まで引き上げる」という程度のことなら、いくつかのノウハウを実践することで、簡単に実現できます。

私がお勧めしたいお金の問題の解決方法は、次の2つのステップを踏むことです。

【ステップ1】目先の資金繰りから解放される
(3%→6%利益率を目指す。赤字→黒字へ)
【ステップ2】将来のために会社にお金をつくる
(利益率50%以上を目指す。会社にお金を残す。あなたの年収を2倍にする)

あなたのお金の悩みのレベルは、【ステップ1】【ステップ2】のどの段階でしょうか。もし、現在、運送事業で営業利益を出せていない状態なら、【ステップ1】のステージです。

【ステージ1】にいる人は、まずは「黒字転換」「資金繰りの苦労から解放されること」を目指します。繰り返しますが、そんなに難しくないので安心して下さい。「セールスレターでの荷主獲得ノウハウ」「インターネットマーケティング」「セールスノウハウ」などを学び、実践していけば、1年もあれば現実が大きく変わります。

ただし、念を押しておきますが、セールスレターのスキルやインターネットマーケティングのスキルを磨いていったからといって、今と同じ仕事の延長線上で、利益率を50%にすることはできません。なぜなら、それが、運送業のビジネスモデルだからです。

次回のレポートでは、この【ステップ1】のステージのお金の問題を解決する方法について、詳しくお話ししていきたいと思います。「適正運賃での荷主の獲得方法」を中心とした、運送事業を黒字化するための、具体的なノウハウです。

次回のレポートを、楽しみにお待ちくださいね。

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(※昨年収録した動画なので、「来年の増税の〜」という表現があります。)

【注意】動画の中には、実在企業の実社名や決算書など、秘匿性の高い内容が含まれているため、転送厳禁です。また、同じ理由から、無料動画プレゼントの申込み受付期限を7月4日(金)の18時までといたします。

次回のレポートでは、「適正運賃での荷主の獲得方法」を中心とした、運送事業を黒字化するための、具体的なノウハウをお伝えします。楽しみにお待ちくださいね。